一級建築士が設計監理を行います。
また、第三者検査機関と連携し現場の検査を実施しております。
建物の性能を担保する上で現場の管理は欠かすことができません。
どれだけ良い設計、良い素材を使用していても現場でミスがあってはその能力は発揮されません。
現場の施工は人が行います。人は必ずどこかでミスをします。
住宅の場合、ミスをすることよりもミスに誰も気がつかずに、そのまま施工が進み、住まいとして形になってしまうことが問題です。
人的ミスをミスで終わらせないために、現場監督による検査の後、第三者の検査機関にて改めて検査を実施することにより、全ての住宅の性能を一定の基準に保ち、皆様に心地の良い確かな住まいをお届けしております。
また検査は独自の基準により行なっています。
それは建築基準法では曖昧な表現が多く、どこまでが許容かが定められてないことが多いためです。
建物の性能を左右する部分に関し、独自に基準を設け、数百の検査項目において問題がないか確認し、問題があるところは是正することで、確かな住まいを皆様にお届けしております。
お引き渡し後は、1年・3年の期間経過のタイミングで、無償にて点検に伺わせていただきます。
上記期間中に生じた問題は、無償にて対応させていただきます。
ただし免責事項に該当する内容に関しましてはその限りではありません。
その後は3年目以降は一回毎有償になりますが、定期点検の実施をお勧めいたします。
一度の点検費用は2022年1月現在1回35000円となっております。
また点検の際には、現在の建物の状況を報告書としてまとめ、お施主様にお渡しさせていただき、住まいのカルテとしてご活用いただけます。
工事中どのような工事が行われ 、お引き渡し後どのようなメンテナンスをしたのか報告書により、その内容が明らかになることで、万が一家を手放すようなことがあった際に、住宅の性能を担保する資産としてご活用いただければ幸いです。
ハウスメーカーの保証は注意も必要です。
ハウスメーカーの50年保証、100年保証はメーカーの定める年数毎にメーカーの推奨するメンテナンスを実施することが前提となっております。
もし推奨するメンテナンスを実施しなかった場合、保証期間はそこで終了となります。
以上の事からハウスメーカーの50年保証、100年保証は引き渡し後のメーカーの工事売上を担保するためのものになっている事が多くあります。
50年保証100年保証は一度建てて何もせずに保証期間が適用になるというものではないという事にご注意ください。
またハウスメーカーは独自のオリジナル建材を使用している場合があり、そうした場合、建てたハウスメーカー以外ではメンテナンスができなくなってしまう場合があります。
その場合、メンテナンスの費用はハウスメーカーの提示金額でしか工事をせざるを得なくなってしまい、断れば保証期間がたたれてしまうというケースがありますので、その点もご注意ください。
部位と項目により保証期間が異なります。
地盤に関する保証は10年
防蟻保証は10年間(更新必要)
外壁、屋根、窓からの雨漏れは10年
柱、梁、土台、基礎などの建物の構造に関するものは10年
衛生設備機器や電気設備に関しては各メーカーの保証期間に準ずる
そのほか内装外装に関する保証期間は内容によりその期間が異なります。
地震やその他災害により生じた損害は免責となりますので、そちらは火災保険にて担保頂ければと思います。また私たちは自然素材を使用する事がありますが、自然素材は環境により変化する材料となります。
敷地環境によりカビや苔の生えやすい場所で自然素材を選択される場合はご注意ください。
また自然素材による内装材も季節や環境により変化いたします。
著しい被害を除き自然素材による状態変化は免責となります。